
募集していないから、職として選択できない。
そんな話を聞くけれど。
本気でやりたいなら、やる方法はいくらでもある。
起業すればいい。
できない?まぁ面倒なのはわかる。
でも要するにそのくらいの本気なのだ。
なにがなんでもやりたいという人が、周りにやってる企業がないとなれば。
単純に、需要に供給がされてないわけなので、ビジネスチャンス到来である。
やらないとか、本来ならありえない。
それに気づくか、気づかないかが、仕事をものにするかの分かれ目だと思う。
まぁ起業に及び腰になる気持ちはわからないでもないので。
求人されていない仕事に付く方法。
なかやまが、ゲームシナリオライターになるために実行した方法。
求人広告とか関係なく。
会社の住所と電話が判明していたので、直接アポを取って面接してもらいました。
求人なんてしていないのに、乗り込んで認めてもらい就職しました。
しかも、普通ならデバッガーをしながら仕事を覚えていき、時間をかけてシナリオライターへ進む道なんだけど。すっ飛ばして、入社して二週間後には先輩の仕事を手伝ってシナリオを書いていました。
これはまったくシナリオライターの経験がなかったときの話です。
やる気だけ。
そりゃ、ちゃんとしたシナリオを書ける知識と自己評価のものさしがあったから、結果を出して対価としてモノに出来たこともあるでしょうが。それは自己責任でちゃんと勉強をしている前提の話です。
もちろん初めからなにもかもできたわけじゃありません。
一番初めは、9割方修正されて跡形もなかったです。
企画書もまったく通りませんでした。
まともに通用する企画書を書けるようになるのは十年かかりました。
現場で覚えることのほうが多いし、価値があります。
先輩のアドバイスを逃さないように、飲み会の後でも全てメモに起こしていました。
先輩の、会社の、買ってくれる人の。必要としている人の想いを形にする。
そして、目の前の人を喜ばせたい。
そうした仕事をしてきたから、今が有ると思っています。
それはなかやまのやりがいであり価値観な訳ですが。
ようするに、今もやりたいことをしているという話です。
つまりは、誰にも彼にも、必ず需要に応える価値がある。
対価を得られる価値がある。
それに気づいて伸ばして形にするように、手助けができたなら幸いです。