しゅうしょくのめんせつ

就職成功の秘訣とは?

なかやまは、やりたいことしかしてこなかったけど。
希望の就職先へ必ず就職してきたのかといえば、そうではない。
書類の段階で落とされたことはあるし、面接でも落ちたことはある。

でも、やりたいことで対価を得て来た。

仕事を探しても就職できないとか、就職の希望を聞いてもらえないとか。
正直、就職することの悩みはわからない。

理想がものすごく高いのは問題外。
そんな競争率の高い修羅の道を選んで挫折するとか当たり前。
受かる者よりも受からない者の方が多い道なんだから、受からない方がむしろ当然と考えるべき。宝くじに当選しないからって人生を諦めるのか?それと同じ。

そんな競争率の高い修羅の道ではなくても、十二分に自分らしい良い仕事はある。
そうした求人もある。

でも、希望した仕事に付けないことには理由があると感じる。


まず、本心からやりたい仕事を選んでいない。それが見抜かれることをわかっていない。

仕事の内容に興味も関心もないことを、賃金だけで仕事にしても面白いわけがない。雇用者から見ると、そうした興味や関心があるかないか当然見抜いているし、その部分を一番に判断する。

次に、仕事内容へ興味を示さない。

面接をしてこういう仕事だと面接官が話しても、その話に食いついて詳しく話を聞こうとしない。やりたくて楽しみにしているのなら、楽しいであろうことを聞いてもっと楽しみを増やそうとする。そうした「楽しさに対する貪欲さ」が感じられない。

次に、面接官が興味を持つような、楽しさを感じない。

仕事の説明をすれば興味を持って楽しそうで、しかも仕事に活かせそうな自分の体験談を話して笑いを誘う。なんだか楽しくて一緒にいたい気にさせる。

会社とはコミュニティなんだから、当然コミュニケーション能力を問われる。
ちょっと人付き合いが悪いかもしれない。喋りがうまくないかもしれない。

でも仕事をする以上、愉しく仕事ができたり頼りになりそうだったり。少なくとも仕事への関心と興味を持っていると感じて、あなたに対しても興味を感じなければ、入社できない。

例えば、PHPのプログラム経験があるとする。その話を面接官に聞かれてどう話す?

なかやまなら例えば、
「自分はネットを回って画像を集めたりするのが好きなんですけど、いちいち回るのが面倒なので、オクトパスなど情報収集サービスも考えましたが、自分のパソコンにPHPを入れて、サイト構造を収集させて画像を保存させるプログラムをPHPで書いて楽をしたりしてます。サイトごとにカスタムなのでその辺りをフォームで入力させようか、でも収集指定がサイトによって違うのでどうしようか悩んでいます」

そういう話をする。

デバッガーの募集になら例えば、
「自分は昔、カオスエンジェルスってゲームに嵌ったことが合って。そのダンジョン攻略をするために方眼紙を買ってきて全階層の地図を作って攻略しました。あのゲームってそうやってマップ作らないとわからない謎や先へ進めない仕掛けがあって、すごくやりがいがありました。そういう記録とかするのはやり始めるとやりすぎる方です。今はエクセルとかあって表にまとめるのが楽になったなぁと感じます。今なら方眼紙じゃなくてエクセルでマッピングするでしょうねー」

結局、スキルの内容よりも、一緒に仕事をやってみたいと思わせることが大切。

その話に面接官が食いついてこないなら、相性が悪いのだ。
むしろ断ってもらって喜んでいい。次へ進もう。

あとは、「なんでもやります!」という、こだわりがない人は信用しない。

自分が居酒屋でアルバイトをしたとき。
「若い子が先輩で、指示されて使われても平気です。そういう上下関係や年齢は気にしません。でも接客は自分には向いていないと感じるので、接客は無理です。キッチンで働かせてください」と、はっきりと自分のできることとできないことを言った。それで面接は通ったし、居酒屋のキッチン専門で二年ほどバイトすることができた。
それは30歳も後半の話でスタッフは大学生ばかりだったけれども、雇ってもらえた実話だ。


面接必勝法とかそんな本は山ほどあるけれど。結局のところ。

一緒に愉しく仕事をすることが出来るのか。

それを見ているし、それが出来そうになければ落とされる。

仕事に対する知識や能力が必要となってくるが、それは一緒に仕事ができそうな最低ラインがあってから、二次的な選考ラインになる。

他人を圧倒して絶句させるような超絶技能でもない限り、面接で落とされる。

ぶっちゃけ、仕事なんて職場によって内容は違うんだから、イチから教えなければいけないのだ。他での経験や知識があればその説明が短くて済むだけの話である。

実技試験があるなら別だが、無いのなら最低ラインの知識や経験は仕事をする上で必要になるけれども、その習熟度には正直期待していない。

笑顔で一緒にいたら楽しそう。

それがなかやまには出来ているとは思えないし、仕事中は険しい顔をして敬遠されることもあるので、人のことは言えないけれども。

なんだかんだ一緒に働きたいと思えるというのは、最低必須条件だ。
そこから先に進むために、知識や技能が必要とされる。

年齢により経験が必要とされることも有る。でも、一緒に働いてみたいと思わせることが出来たら、同業種の経験よりも、他業種の経験を活かしてもらおうという話にも変わる。

様々な生まれ持ったハンデがあるから仕事につけないんだ、とか思わないこと。

人相がヤクザみたいで薬が手放せないくらい皮膚炎持ちでも、立派な仕事をして結婚もして子どももいる人だっている。生来のハンデなんて関係なくすごい人はたくさんいる。

不条理なハンデを抱えてても。それで落ち込まず、笑顔を持っていること。
それは自分で意識して練習すれば手に入る。

笑顔を意識するだけで、気が付かないうちに状況が変わることもあるよ。