01)8050「限界家族」支援センターとは
- ひきこもり問題の中でも「 8050 問題」を中心に、生活困窮や孤独にある「限界家族」支援を目指します。
- 24時間フリーダイヤルを設置して無料相談対応します。
- 家庭への 訪問支援と同行を伴う活動支援で、当事者と家族の活力回復を目指します。
- 生活困窮への助力として「子ども食堂」をモデルとした「限界家族食堂」を開設して食事の支援を行います。
- 高齢者の利用を意識した居場所としての機能も有します。
04)同行を伴う活動支援という解答
民間支援団体の現場では行われてきた解決実績のある訪問支援と、同行を伴う行動支援に解答はあります。
家族への支援を行い、問題解決に必要な情報の提供と家族会への参加をしていただき、家族の不安を解消して信頼を得ることを先決とします。
そうした後に、孤独を選択して価値を喪失している当事者と、笑顔を中心としたコミュニケーションと、同行を伴う活動支援の中で、孤独では得られない価値を感じてもらい、生きる興味を支援します。
05)区別されるべき要点とは
06)なぜ「同行を伴う活動支援」 なのか
•孤独では、全てが虚しい。
•ひきこもり当事者は、全て虚しいと感じている。
•笑顔や喜びは、誰かと居ることで価値が生じる。
•生きる意味とは、孤独の中では感じられない。
•同行して当事者と共に行動を体験する意味はある。
•互いに共感することにこそ意味が生まれる。
同行体験は、生きる活力を目覚めさせる。
08)生活困窮問題の対策は難しい
•貧困問題は、解決がとても難しいですが、一番の懸念材料でもあります。
•該当支援施策を紹介することしか出来ず、その多くはむしろ既に受けているのが現状です。
•生活困窮の原因を家庭の中でひきこもり当事者に持つことは、家庭の不和の原因となります。
09)「限界家族」食堂の意義
•「限界家族」食堂は、そうした「限界家族」の困窮への直接的な助けを提供するための事業となります。
•食事の助けは、現状の救済施策では補いきれていない餓死を減らしていけると考えています。
•子育て家庭の困窮対策には「子ども食堂」がありますが、子供と親子のための食堂なので、子どもを同行しないでの利用は場違いさを拭えません。
•そうした気遣いなく大人が利用するためのものとして「限界家族」食堂には、大きな意味があります。
13)8050「限界家族」支援センターまとめ
•フリーダイヤルを設置して24時間体制で無料相談対応します。
•「 8050 問題」に代表される高齢と生活困窮にある家庭や狭義のひきこもりを抱える家庭(以下、「限界家族」とする。)を専門に対応することを目的とします。
•家族会や勉強会と、訪問支援と同行を伴う活動支援を中心に支援を行っていきます。
•ピアサポーターにこだわらずボランティアを含め活用して十分な講習を併せて、人員不足解消と対応力の強化を目指します。
•高齢でも参加しやすい「限界家族」支援センターを開所して、高齢に合わせた就労技能習得支援など様々な支援を行います。
•生活 困窮者の生活を支えるために、「子ども食堂」をモデル事業とした、「限界家族食堂」を行います。
14)スケジュール
1.一般社団法人エスポワール高知理事会にて提案・議論・承認
2.クラウドファンディング を開始
3.事業プランを各方面へ提出する
1.高知県地域福祉部・地域福祉政策課へ事業プランを提出
障害保健支援課へ事業プランを提出
2.高知県精神保健福祉センター
高知県ひきこもり地域支援センターへ 事業プランを 提出
3.高知市市民協働部・地域コミュニティ推進課へ事業プランを提出
高知市町内会連合会へ事業プランを提出
4.高知県・文化スポーツ部・県民生活・男女共同参画課へ事業プランを提出
高知県ボランティア・NPOセンター・
NPO法人高知県西部NPO支援ネットワークへ事業プランを提出
5.その他の有識者・関連機関へ 事業プランを 提出
6.高知県ひきこもりの人等に対する支援のあり方に関する検討
委員会への参加を申し込み・参加・事業プラン説明
4.高知県の事業と高知市の事業と、関連施設や事業委託先との協働体制を調整・確認
5.クラウドファンディング終了・助成金や事業委託などの交渉を各方面と行う
6.事業を行うための「限界家族」支援センターの選定と賃貸交渉・施設整備
7.当事者家族会員募集・支援ボランティア募集・支援会員募集
8.事業 開始(フリーダイヤル告知・広報展開・限界家族支援センター開所・限界家族食堂の随時 実施